内容説明
槍・穂高連峰と梓川が生み出した第一級の山岳景観はもちろん、日本の近代登山の揺籃として、数多くの登山家や文学者に愛された上高地。紀行・エッセーの名作と登山史で、いままで知らなかった上高地が見えてくる。全二十五篇。
目次
第1部 エッセーで味わう上高地(穂高・徳沢・梓川(浦松佐美太郎)
神河内(松方三郎) ほか)
第2部 早期登山者たちの見た上高地(日本アルプスの登山と探検(抄)(W.ウェストン)
梓川の上流(小島烏水) ほか)
第3部 青春の上高地、槍・穂高(夏休みの日記より/山と雪の日記(抄)(板倉勝宣)
穂高星夜(書上喜太郎) ほか)
第4部 上高地を訪れた文人たち(明神の池(窪田空穂)
山路(抄)(若山牧水) ほか)
第5部 上高地と槍・穂高連峰の歴史(槍・穂高連峰登山略史(抄)(山崎安治)
かみこうち宛字の詮索(岡茂雄) ほか)
著者等紹介
大森久雄[オオモリヒサオ]
1933年、東京生まれ。早稲田大学文学部仏文学科卒業。朋文堂、実業之日本社などで、登山・自然・旅関係の雑誌・書籍の編集に携わったのち、現在は編集・執筆を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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