感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そうぺい
19
初読。西村さんの本は初めて。参考書として。面白かった&大参考。魔女といえば…のイメージの原点たちが描かれております。そして魔女=薬草師とも本来なら置き換えられる歴史があったのだと知り、なる程と。プラス助産師的な役目も担って、キリスト教下の残虐非道蒙昧無知洗脳時代や社会wでは、神や社会に敵対する者達=魔女として、迫害、虐殺されてきたのだなあ…と。一方、そんな時代や社会やらの洗脳やくびき外では「賢き女」として存在していた。ほんまに、人間は愚かなりwしかし、科学や医学もまた暗黒の宗教から産まれたんですから…2020/08/23
翠埜もぐら
18
いわゆる民間療法の担い手であった「知識」を持った人々が、教会から反キリスト教徒として迫害される代名詞が「魔女」だったわけですが、どんなに迫害されても一般民衆のよりどころとして存在し続けたわけです。その彼女らが使ったとされる植物を豊富な図版と共に解説しています。魔女そのものの深掘りはあまりなく、植物そのものとそれにまつわる民間伝承に重点が置かれています。最初に魔女が空を飛ぶための軟膏の紹介があるのですが、飛ぶと言うよりはトリップするための物のようですね。2021/07/23
クナコ
18
初読。タイトルに惹かれて。ファンタジーやゲーム等に登場する怪しげな魔女の薬。その材料となる薬草についての知識、伝承の紹介。中世ヨーロッパで多く魔女狩りにかけられた、薬草の知識豊富な女性あるいは男性たちの逸話。厚さの割に内容が濃く、楽しい読書だった。本書登場の薬草の効能、利用方法については根拠のない民間伝承と現代の科学的根拠のある説明が入り混じって紹介されているので、実生活に役立てるのは難しい。しかし昔の人々が野にある草木の姿形や性質から想起した薬効や魔除けの方法など、人の想像力の面白さが知れる内容だった。2021/05/20
Gannet
13
ハロウィン・モードになってるので(笑)kindle unlimitedで。魔女に関連する薬草と、それにまつわる話などが絵も沢山載っていて分かりやすく書いてありました。面白かったです。2020/10/04
和草(にこぐさ)
12
本屋で出会った一冊。薬草や魔女に関する解説。2021/07/13
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- 和書
- 上役がバカに見えるとき