ヤマケイ文庫<br> ミニヤコンカ奇跡の生還

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ヤマケイ文庫
ミニヤコンカ奇跡の生還

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  • サイズ A6判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635047241
  • NDC分類 292.235
  • Cコード C0175

内容説明

神よ、晴れてくれ!そんな願いもむなしく、山頂を目前に悲劇の幕は落とされた。飢え、凍傷、そして仲間の死。ズタズタに傷ついた肉体を引きずりながら、松田宏也は孤独の下山を続ける。1982年5月、下山を決意してから19日目、生死の縁をさまよいながらも、奇跡的に救出されるまでを描いた迫真のドキュメント。

目次

頂上に騙された
なぜ突っ走ったのか
神よ、晴れてくれ
魔の山をさまよう
トランシーバーが凍った
菅原が転落した
テントが消えた
菅原と別れた
幻聴を聞いた
決死の絶壁
火の鳥になりたい
足よ手よ、僕はまた登る

著者等紹介

松田宏也[マツダヒロナリ]
1955年、大分県佐伯市生まれ。1978年、同志社大学経済学部卒。大学時代に山岳同好会に所属し、アラスカ・ヘイズ山遠征などの登山経験を積む。1978年、日本ペイント株式会社に就職。1979年、市川山岳会に入会。1982年、同会のミニヤコンカ(中国:7556m)遠征に参加し、菅原信隊員とともに頂上に肉薄するも荒天に遭遇。下山を決意してから19日後に奇跡の生還を果たす。凍傷のために両足、両手指を失うが、約500日の闘病生活の後に日本ペイントに復職

徳丸壮也[トクマルソウヤ]
1947年大分市生まれ。1969年早稲田大学第一政治経済学部卒業。テレビ番組の企画・構成・制作にたずさわったのち、作家活動に入る。産業社会の動向を取材し、ライフスタイルを分析して、社会の変化、マーケティングのトレンドを論評する。ビジネス・ノンフィクションやマーケティング・トレンドをテーマにした著書多数。現在はコミュニティ・プロデューサーとしてまちづくり活動に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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扉のこちら側

78
2016年416冊め。これは本人たちの判断ミスもそうだが、パーティーのミスもあんまりだ。ザイルを回収して撤収していくなんて。万が一仲間が生存していた場合に下山できなくなると、混乱した頭では想像できなかったのだろうか。それに対して救助に当たった現地の農民達や中国政府の対応のなんと立派だったことか。体重62キロの体重の男性が32キロにまでなった遭難、おそろしい。2016/06/17

金吾

23
壮絶な話でした。極限ということがよく伝わりました。2024/03/16

yuji

12
20数年ぶりに読み返した。生きて帰ってこれたことに心から良かったと安堵した。以前の記憶に残っていたシーンは、小をしたくても指が凍傷で動かなくなりズボンが下せなくなったシーン。手袋を外すと皮膚が指サックのようのもげたシーンは衝撃だった。しかし、この本を読んでメンバーの登攀能力、登山計画、危機回避能力、危機発生時の対処能力どれもが不足しているとしか読み取れなかった。小西政継の山行記録と比べると組織力の違いは明らかだ。プロジェクトは計画時点でほぼ成否が決まっている。残念だが身の丈にあっていなかったと思われる。2021/12/19

アルプスの空♪

11
山の名はミニヤコンカ7556メートル、鮮明に記憶する山の記録を綴っています、下山の迷走が胸を打ちます。(~_~)2011/02/22

ランフランコ

9
著名なアルピニストは相当個性的な人が多いが、松田さんや菅原さんはかなり普通の人。大学に入ってからクライミングを始めているし、特別に凄い人たちではない。それだけに感覚が常人的で分かり易いとも言える。とにかく生々しい遭難体験だ。菅原さんは不幸にも亡くなってしまったが、松田さんはよく生き延び下山できたと思う。多くのイージーミスが重なり遭難したのだが、その赤裸々さ、人間臭さ、人間の弱さがスーパーなアルピニスト達の話とは大きく異なる。下山はできたものの代償も大きく、とにかく壮絶である。山は怖い。2020/03/16

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