内容説明
歩く、登る、持つ、運ぶ、介護…疲れない、けがをしない、肩こり・腰痛に効く、誰でもできる目からうろこの生活術。
目次
第1章 日常の身のこなし(立つ;座る;歩く・のぼる)
第2章 末端の力と体幹の力(もつ力;道具を使う力;武術由来のワザの力)
第3章 からだに効くこころを癒す(カラダに効く力こころを癒す力)
著者等紹介
甲野善紀[コウノヨシノリ]
1949年東京生まれ。武術研究者。1978年に「松聲館道場」を設立。以来、独自に剣術、体術、杖術などの研究に入る。近年、その技と術理がスポーツや楽器演奏、介護、ロボット工学や教育などの分野からも関心を持たれている。最近は、日本を代表する柔道選手などとも、手を合わせて指導をしている。2007年から3年間、神戸女学院大学の客員教授も務めた
甲野陽紀[コウノハルノリ]
1986年東京生まれ。身体技法研究者。父・甲野善紀の武術指導のアシスタントを経験後、独立して身体技法の研究を始める。あらゆる動作の源にある「身体があたりまえに持っている力」に注目することで生まれたそのユニークな身体術は、武術、スポーツ、介護、音楽、保育などの専門家から運動嫌いの人に至るまで幅広い関心を集めている。朝日カルチャーセンターで定期講座を持つほか、全国各地の講習会で講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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デビっちん
18
どうしてその動きからこんな力が出てくるの?ちょっとねぇ、これ言われなきゃ気がつきませんっていう内容がたくさんありました。指をある形にするだけで高いところに登る際の安定感が抜群に良くなったり坂道を楽に自然と登れたり、ある部分を意識するだけでモノを楽に持ち上げられるようになったり、身体を安定させることができます。大きな力は筋力だけから生じるわけではなく、ほんのちょっとした工夫で信じられない力を発揮できる人間の身体に感動しました。+身体が楽しく感じ、優しく見える形は?2016/11/20
ひろ☆
15
虎ひしぎ(指先)で身体の使い方、機能が変わってくるのは驚き。今は武術家たちの技術が口伝じゃなく、映像で見られるから、助かる。2015/07/08
ぴぐみょんスタジオ
3
面白いくらいに身体が自在に動く虎ひしぎが楽しくて、いろいろ腕を回していたらハタと気がついた。これ、ジャッキーチェンだ! 指を内側に曲げ湾曲させた腕をグルグルと内側に回しながら、その腕に全体重を乗せて相手を跳ね飛ばす技。どっちが先だとかどうだとかじゃなくて、極めた人の到着点というのは同じ所なんだなと感嘆しました。2016/03/24
shouchann
2
テレビで甲野善紀氏が実践していた武術を見て、興味を持ち読んでみました。読んでみて、座り方や身体で歩く方法など、身に付けたら便利だなという身のこなしに更に興味を持ちました。2016/07/29
ひろん
1
★★★2016/07/06