「アラブの春」のアクチュアリティ―エジプト1月25日革命を中心にみるグローバリゼーション下の日常的抵抗

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「アラブの春」のアクチュアリティ―エジプト1月25日革命を中心にみるグローバリゼーション下の日常的抵抗

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  • サイズ B5判/ページ数 384p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634672628
  • NDC分類 302.26
  • Cコード C3022

出版社内容情報

自由,尊厳,正義,民主主義,非暴力,笑い…
人々はそのとき何を求めて立ち上がったのだろうか。そして、今も何を求めつづけているのだろうか?
「エジプト1月25日革命」を中心に、時間軸・空間軸をこえて「アラブの春」における数多の声を再生する
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〈目次〉
 序言
 総論  ストリートを生きるグローバルな身体――「エジプト1月25日革命」を中心にみた「アラブの春」の歴史人類学  大稔哲也

第Ⅰ部 歴史のなかの「アラブの春」 
 第1章 エジプトと民主主義――議会・憲法・革命の歴史から  池田美佐子
 第2章 群衆の力、組織の力――2011年3月の憲法改正とは何だったのか  竹村和朗
 第3章 「国家のイデオロギー装置」の揺らぎ?――政治変動と新旧メディアの役割検証  千葉悠志
 コラム① 「アラブの春」は革命なのか?――フランス革命史からの問い  早川理穂
 コラム② 革命大陸ラテンアメリカからみた「アラブの春」  内藤順子

第Ⅱ部 もつれあう革命のアクターたち
 第4章 「4月6日運動」の貢献と限界  萩原優
 第5章 1月25日革命以降のイスラーム諸勢力の競合と言説――信仰と権力をめぐって  黒田彩加
 第6章 「1月25日革命」とコプト正教会――民主化とマイノリティ問題の不協和音  三代川寛子
 第7章 革命と女性――エジプト2011年革命の最初の1年間をふりかえる  後藤絵美

第Ⅲ部 日常性と身体からみた「アラブの春」――「アラブの春」のフィールドへ
 第8章 家族関係から考える、広義の「1月25日革命」  鳥山純子
 第9章 「エジプト1月25日革命」における自警互助組織の創発的形成  大稔哲也
 コラム③ 映画にうつる革命の息吹――「エジプトの二人の娘」より  後藤絵美
 コラム④ 詩が刻んだエジプト革命  師岡カリーマ・エルサムニー
 コラム⑤ 「アラブの春」の音楽  大稔哲也
 コラム⑥ 続・「アラブの春」の音楽  大稔哲也

第Ⅳ部 空間的比較のなかの「アラブの春」
 第10章 「チュニジア革命」と空間的比較考察の試み  鷹木恵子
 第11章 抵抗の「源泉」から考える「シリアの春」  岡崎弘樹
 第12章 抗議する民衆の行動主体と文化的営為――イランとエジプトの比較から  山岸智子
 コラム⑦ モロッコと「アラブの春」  齋藤剛
 コラム⑧ 忘れられた春――イエメン  大坪玲子
 コラム⑨ イエメンの「アラブの春」にて  馬場多聞
 コラム⑩ 混迷深まるリビアからみえるもの  上山一

おわりに

内容説明

「エジプト1月25日革命」を中心に、時間的・空間的比較をとおして「アラブの春」における数多の声を再生する。

目次

総論 ストリートを生きるグローバルな身体―「エジプト一月二十五日革命」を中心にみた「アラブの春」の歴史人類学
第1部 歴史のなかの「アラブの春」(エジプトと民主主義―議会・憲法・革命の歴史から;群衆の力、組織の力―二〇一一年三月の憲法改正とは何だったのか;「国家のイデオロギー装置」の揺らぎ?―政治変動と新旧メディアの役割検証)
第2部 もつれあう革命のアクターたち(「四月六日運動」の貢献と限界;一月二十五日革命以降のイスラーム諸勢力の競合と言説―信仰と権力をめぐって;「一月二十五日革命」とコプト正教会―民主化とマイノリティ問題の不協和音;革命と女性―エジプト二〇一一年革命の最初の一年間をふりかえる)
第3部 日常性と身体からみた「アラブの春」―「アラブの春」のフィールドへ(家族関係から考える、広義の「一月二十五日革命」;「エジプト一月二十五日革命」における自警互助組織の創発的形成)
第4部 空間的比較のなかの「アラブの春」(「チュニジア革命」と空間的比較考察の試み;抵抗の「源泉」から考える「シリアの春」;抗議する民衆の行動主体と文化的営為―イランとエジプトの比較から)

著者等紹介

大稔哲也[オオトシテツヤ]
早稲田大学文学学術院教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了、博士(文学)。専門分野:中東歴史人類学、中東社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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