出版社内容情報
現代アメリカ政治の保守化・社会的分裂の潮流から問われる、1930年代ニューディールの政治史的意義とは。アメリカ史研究の第一人者が20世紀初頭から半ば、大きく転換していくアメリカと世界の様相を描く
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【目次】
第1部 世界大戦から戦後へ
第1章 第一世界大戦と感染症バンデミック
第2部 新ヘゲモニー国家アメリカの光と影
第2章 始動する巨大国家アメリカ
第3章 大恐慌の衝撃と転換する政治論理
第3部 東アジアの変容
第4章 二人の哲学者がみた中国の苦悩
第5章 ワシントン体制の破綻
第4部 ニューディールが残したもの
第6章 ニューディールと一九三七年憲法革命
第7章 公正労働基準法の成立をめぐって
第8章 苦闘するローズヴェルトとニューディール
内容説明
現代アメリカ政治の保守化・社会的分裂の潮流からあらためて問われる、一九三〇年代ニューディールの政治史的意義とは―。20世紀初頭から半ば、大きく転換していくアメリカと世界の様相をアメリカ史研究の第一人者が描く。
目次
第1部 世界大戦から戦後へ(第一次世界大戦とインフルエンザ・パンデミック)
第2部 新ヘゲモニー国家アメリカの光と影(始動する巨大国家アメリカ;大恐慌の衝撃と転換する政治論理)
第3部 東アジアの変容(二人の哲学者がみた中国の苦悩;ワシントン体制、その形成から破綻へ)
第4部 ニューディールが残したもの(ニューディールと一九三七年「憲法革命」;一九三八年、公正労働基準法の成立をめぐって;苦闘するローズヴェルトとニューディール)
「アメリカの世紀」を顧みて
著者等紹介
紀平英作[キヒラエイサク]
歴史家(近現代世界史)。1946年生まれ。京都大学文学部史学科現代史学専攻卒業、京都大学博士(文学)。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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