二十世紀の都市と住宅―ヨーロッパと日本

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  • サイズ A5判/ページ数 482p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634672390
  • NDC分類 365.3
  • Cコード C3022

目次

第1部 イギリス(イギリス両大戦間期の住宅と社会―郊外型公営団地の誕生;イングランド北東部ミドルズブラの戦後復興と「民主的計画」―都市労働者の住宅団地と共同体の再建をめぐって 一九三九~五一年;イギリスのニュータウン計画をふりかえって―国家による人口分散政策の成功と失敗 一九四六年~九〇年)
第2部 フランス(パリ郊外の形成とシュレーヌ田園都市 一九二六~四六年;フランスのニュータウン政策 一九五〇~八〇年代;パリにおける住環境整備と「都市組織」―第二次世界大戦後の東部地域再開発から現代ZACへの展開)
第3部 ドイツ(ブルーノ・タウトのジードルングの社会史―「森のジードルング」を手がかりとして;二十世紀後半ドイツ連邦共和国における住宅と都市の発展;第二次世界大戦後西ドイツの住宅事情と住宅供給―ゾーリンゲン市の事例)
第4部 日本(戦間期東京の借家・借間市場―アパートメント・ハウスの実践と「アパート」の普及;第二次世界大戦前、大戦後における東京の「社会都市」構想―公営住宅政策の展開過程を中心に;戦災復興期東京における大土地所有の解体と都市空間―新宿・歌舞伎町と恵比寿における戦災復興区画政治事業を題材に)
第5部 現実の多様性と学際的な眼差し(二十世紀のアメリカにおける住宅と都市のかたち―市場原理主義と第二次産業優遇がもたらしたスプロール;二十世紀初頭のドイツにおける都市計画と住宅政策―フランクフルト・アム・マインの社会的住宅建設を事例として;もっと空間を、もっと緑を―一九三〇~五〇年代のドイツ都市構想の連続性;都市形成における計画化とその主体―二十世紀前半のフランスにおける都市計画行政を手がかりに;居住専用住宅の矛盾―保田窪第一団地をめぐって)

著者等紹介

中野隆生[ナカノタカオ]
1949年生まれ。学習院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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