内容説明
学問は変貌する。西洋史の先端から鮮やかな歴史像を!
目次
第1章 古代地中海世界
第2章 中世ヨーロッパ世界
第3章 近世国家と世界経済
第4章 近代社会と帝国
第5章 ヨーロッパ近代の崩壊
第6章 現代世界のなかの西洋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
40
概論として、比較的読みやすい。メインテキストとして使用しているけれど、さすがのボリュームなので読み終えるのに時間がかかった。用語集がほかに必要になりそう。2015/09/17
悠里
4
大ざっぱに西洋世界の歴史を振り返れます。大ざっぱとはいっても、高校の世界史みたいな感じではなくて、ちゃんと名称以上の歴史の流れを教えてくれる。歴史の因果関係をちゃんと考えながら、当時の人々が置かれていた状況を考えるって大事。2019/02/08
kapo54
2
大学生向けの教科書というレベルか。古代、中世といった章立てで、各章に補節がつき周辺的な話題をカバーするという構成。濃縮された記述で時代の特徴が記されている。困った時に再読すれば得るものが多そう。非常に密度が濃い良書です。2017/10/12
Cyan
1
大変プレーンで癖の無い概論。教科書的と言えばそうだけど、つまらない訳ではない。今日の世界の規範を作っている(作っていた?)西洋世界とは何か、というのを知る最初の手がかりになるような気がする。古代から現代(20世紀末)までの西洋というかアジア・オセアニア以外について記述があり、古代から現代に至る流れを読み進める中で、2回の大戦というのは避けようもなかったのかもしれない、と思わなくもない。今のこの時代の流れの中で、次の一手をどうするか決めるには、本当の叡智が求められているような気がする。2017/01/09
エルフ
0
西洋史を勉強したい人はオススメします。ですが個人的に難しかったです。 あと、最後に年表欲しかった..2015/01/24