真珠と大航海時代―「海の宝石」の産業とグローバル市場

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真珠と大航海時代―「海の宝石」の産業とグローバル市場

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  • サイズ 46判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784634640986
  • NDC分類 668.8
  • Cコード C1022

出版社内容情報

大航海時代は「真珠の時代」でもあった!

16世紀のヨーロッパでは真珠ブームが起こっていた。真珠を求めて海外に進出したスペイン・ポルトガル勢力は、南米では奴隷制水産業を発展させ、インドではザビエルらイエズス会が真珠採り潜水夫を囲い込んだ。――真珠から見えてくる驚きの世界史。



高価で希少な商品である真珠を通して、大航海時代を考察する。
真珠の生産と希求・流通について論じ、世界経済や社会に与えた影響を論じるグローバル・ヒストリー。

内容説明

16世紀のヨーロッパでは真珠ブームが起こっていた。真珠を求めて海外に進出したスペイン・ポルトガル勢力は、南米では奴隷制水産業を発展させ、インドではザビエルらイエズス会が真珠採り潜水夫を囲い込んだ。―真珠から見えてくる驚きのグローバル・ヒストリー。

目次

序章
1章 古代ギリシア・ローマ人と東方の真珠―アジアにある最上の「宝石」
2章 南米カリブ海とスペイン人の真珠採取業―新世界の特産品の誕生と奴隷制水産業
3章 ペルシア湾へのポルトガル勢力の進出―真珠の海域への関心と金銀を集めた真珠集散地
4章 マンナール湾の真珠採り潜水夫とイエズス会―宗教勢力の温情主義と排他的布教、その動機
5章 マンナール湾の真珠の大規模採取―ポルトガルの「官・軍・宗教共同体制」による水産業の成立
6章 真珠のグローバル市場ゴアの誕生―ポルトガルがアジアに作った真珠・宝石集散地
7章 三大真珠生産圏の比較とゴア市場―一六世紀の真珠の生産、流通、希求、グローバル化
終章 ヨーロッパの「真珠の時代」―真珠のドレスと真珠使用制限令

著者等紹介

山田篤美[ヤマダアツミ]
文学博士(大阪大学)、歴史研究者(真珠史、ベネズエラ史、美術史ほか)。京都大学卒業、オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大同生命地域研究特別賞(2021年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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