内容説明
ヨーロッパの知の源流ギリシア。そこは決して静謐な理想郷などではない。眩い陽光に廃墟をさらす遺跡や魔法のようなイコンで飾られた教会に佇むならば、厳しい環境とダイナミックな文化交渉のなかを生き抜いてきた人々の想いが、ひしひしと伝わってくる。
目次
第1部 ギリシアの歴史(ギリシアの四季と暮らし;ギリシアの形成―先史時代~前500年頃;ペルシア戦争の時代―前500頃~前479年;都市国家アテネの興亡―前479~前359年;マケドニアの興隆―前359~前301年 ほか)
第2部 ギリシアの史跡を訪ねて(アテネとその周辺;ペロポネソス半島;中部ギリシア;北ギリシア;エーゲ海 ほか)