徳川斉昭―不確実な時代に生きて

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784634593015
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

ドラマ、小説等では「頑迷固陋な攘夷主義者」という一面的な取り上げ方がされてきた徳川斉昭。
また、維新後の評価も毀誉褒貶が顕著である。しかし、幕末の重要人物でありながらこれまで評伝がない。
この書籍では斉昭の生涯を追いながら、新出史料も交えつつ全体像を描き、さらに新たな視点として、
事業にみられる6代藩主治保、7代藩主治紀からの継承発展という要素や、近年斉昭の改革に指摘される佐賀藩など他藩の影響、
従来整理されていないまま一元的に語られてきた斉昭の「攘夷」を、蝦夷地政策、条約問題、貿易問題など論点ごとに整理するとともに、
公家(二条・鷹司家との婚姻関係)や大名(徳川慶勝・島津斉彬・伊達宗城・阿部正弘・松浦静山・真田幸貫など)とのネットワークの役割や正室登美宮吉子の果たした役割などについても詳細に記述する。

内容説明

幕末の巨人の生涯を、史料にもとづき初めて描く!

目次

第1部 水戸藩主徳川斉昭(松平敬三郎紀教―「潜龍時代」;藩政改革)
第2部 「副将軍」徳川斉昭(斉昭の処分と再登場;幕政参与と安政の大獄)
余話 「家庭人」としての斉昭

著者等紹介

永井博[ナガイヒロシ]
1958年生まれ。1983年國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程前期修了。現在、茨城県立歴史館特任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

9
水戸の烈公の評伝。思想的な部分よりも、藩政改革や幕政参与での政治的な動きをメインに描く。多芸多才でエネルギッシュな性格がプラスに働いていた前半生と、腹心にして抑え役の藤田東湖が没した後の暴走老人っぷりがなんとも印象的(幕臣に暴言吐いて正室と子供(慶喜)に怒られてる)。他にも石碑をやたらと作ったことや、正室・吉子とのほほえましいエピソードなど意外な一面が垣間見えるところも面白かった。また水戸藩内のドロドロした対立がちょいちょい顔を出すこともあって、色々と「ヤバいなぁ」と…。2019/07/08

アメヲトコ

8
2019年刊。幕末史を語る上では欠かせない一人でありながら、これまで吉川の人物叢書でもミネルヴァの評伝選でも出ておらず、本書が初の本格評伝らしい。非常に多才で個性の強い人物で、前半生はその行動力のよい点が出ているものの、安政の大地震で腹心の藤田東湖を喪ってからブレーキが利かなくなって暴走老人化する晩年は切ない。ちなみに斉昭の子は37人もいて、20代までは3人の娘がいるだけだったのに、藩主となった30代からは一念発起、50代でも実に13人も子供をもうけているという頑張りぶりに目が点。2024/03/20

バルジ

4
強烈な個性と政治力を持ちながら「攘夷の巨魁」としてあまりいい印象を持たれない徳川斉昭の評伝。年代順にその生涯を追っていく極めてベーシックなものだが類書が多くないため貴重でもある。藩政改革に燃え直情径行的な側面の強い斉昭だが、その個性があったからこそ藤田東湖を始めとする家臣や領民が慕ってついてきていいたのだと感じた。開国」へと進みつつある流れに抗いつつ、最終的に徳川将軍家からも見放され、家臣の統率すら出来ないその晩年は「攘夷の巨魁」の落日を鮮明に映し出していて一人の政治家の終わりを見せられているようだった。2019/07/19

かんな

1
頑固と思っていた父が(-_- )小さくかわいく思えた。2024/03/03

KBTM

1
幕末初期の主役とも言える徳川斉昭の政治家としての姿を、余談を交え丁寧に記した一冊。かなりアクの強さを感じる人物ですが、非常に魅力のある人物であると思いました。2020/11/05

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