一九世紀後半における国際関係の変容と国境の形成―琉球・樺太・千島・「竹島」・小笠原

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一九世紀後半における国際関係の変容と国境の形成―琉球・樺太・千島・「竹島」・小笠原

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784634591325
  • NDC分類 210.59
  • Cコード C0021

出版社内容情報

江戸時代後期から明治維新期の、日本の国境が形成される過程について、国際関係の変化の中に位置付けて考証し、国境とは何なのかを考える。国境の画定は、2国間だけでなく多国間の関与で進展したこと、また千島列島の問題で「竹島」の例を参照されるなど、国境問題が相互に関連していたこと、国際関係の変容が影響を与えたことを描き出す。新史料の分析から、これまで知られていなかった問題や、通説の誤りも明らかにする。歴史総合など日本史と世界史の関連を考える素材が豊富に記されている。

内容説明

国境とは何なのか。国境をめぐる紛争が絶えない現代、どのように近代日本の国境がつくられていったのか、振り返って考える。

目次

近代国家と国境
第1章 琉球国の境界―近世後期の南方
第2章 樺太と千島列島―近世後期の北方
第3章 「竹島」(ウルルン島)と小笠原島の国境―近世後期の西と東
第4章 境界から国境へ―明治時代初期の南方
第5章 小笠原島の編入と「竹島」(ウルルン島)の開発―明治時代初期の東と西
第6章 明治維新と樺太
国際関係の変化の中で

著者等紹介

麓慎一[フモトシンイチ]
1964年生まれ。北海道教育大学教育学部卒業。北海道大学大学院文学研究科博士課程(日本史学専攻)単位取得満期退学、博士文学。北海道大学文学部助手、新潟大学教育学部准教授・教授、ロシア科学アカデミー東洋学研究所・漢陽大学校留学、中国海洋大学客座研究員を経て、佛教大学歴史学部教授。専攻、19世紀後半の国際関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sa10b52

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タイトルにあるように19世紀後半にフォーカスしているのか現在との繋がりがよくわからない。あと著者の記述の仕方が独特。江戸時代から明治にかけて先人たちの国境策定に関する苦労が偲ばれる。特に清と両属関係にあった琉球。日本はある意味いち早く中華的な国境の考え方から脱却して万国公法に則る対応をしてきたのだと思わされる。多くの動きが欧米特に英露のレースで清を中心とした情勢が変わったことに起因し、相互に繋がっていたと言う指摘はこれまで考えもしなかった事実だなと。2025/01/30

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