内容説明
幕末・明治期に欧米に留学した日本人が果たした歴史的役割を考察することなしに、日本の近代化は語ることができない。とくに、十九世紀の後半から二十世紀初めの日本とドイツの関係性から、ドイツ留学経験者のその後の軌跡は注目に値する。十九世紀後半にドイツに長期留学した桂太郎と森鴎外の動きを可能な限り一次史料で追い、それを通じ日本がドイツの国制・軍制・学術などを吸収して近代国家を構築していく過程の一端も明示する。
目次
近代におけるドイツ留学
1 桂太郎の三度の渡独
2 陸軍のオルガナイザーとしての桂太郎
3 政治家としての桂太郎
4 ドイツ留学までの森林太郎
5 帰国後の軌跡
著者等紹介
荒木康彦[アラキヤスヒコ]
1946年生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(歴史学)。専攻、近代日独交渉史。現在、近畿大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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z1000r
5
薄くて大きく読みやすい。同時期ドイツに留学していたようだ。森鴎外については、ほとんど知らなかったが、陸軍軍医ということで山縣有朋とも交流があったようだ。ドイツ日記が気になる。2022/10/18
Miyagawa Yoko
2
同じ時期に大量に留学した日本のエリートたち。なんでドイツなのか、何を吸収したかったのか、もっと調べないと。2018/12/16
sovereigncountr
0
本書は、各国語の緻密な実証を活かしつつ、簡潔に桂太郎と森鴎外の生涯を活写した良書である。史学方法論の良き手本を示している。2025/12/09
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