内容説明
日本の七世紀は「飛鳥時代」と呼ばれている。それは奈良県の「飛鳥」に首都が営まれたからだが、この時代の東アジアは「隋」「唐」という大帝国が、覇権を示すべく大きく躍動した「激動の世紀」でもあった。日本ではこのため、国際的視野に立つ国家体制の確立が急務だった。こうして造営され整備されたのが、飛鳥の「宮」と「寺」だ。遺跡や景観として現在に残るその具体的な姿を、発掘調査の成果などを通して復元していこう。
目次
飛鳥時代とは?
1 「飛鳥」の幕開け
2 吉備池廃寺と山田寺の発掘
3 飛鳥宮跡と苑池
4 斉明朝の「石と水」の遺構
5 天智・天武朝の飛鳥
6 飛鳥の方格地割
著者等紹介
黒崎直[クロサキタダシ]
1946年生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。専攻、日本考古学、遺跡学。現在、富山大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アマノサカホコ
7
東大阪市図書館。順調にいけば2026年に飛鳥・藤原が世界遺産に登録されるので人が増える前に観光しようと事前に勉強するために借りてみた。三つの時期の宮が確認された飛鳥宮や時を知らせた水落遺跡、日本で最初の本格的な寺院飛鳥寺、蘇我氏の邸宅があったとされる甘樫丘、後期難波宮の鴟尾の復元を参考にした山田寺跡をまず巡りたい。遺構について柱の位置や大きさ建物配置が図面付きで掲載、想定される使用方法など細かく書かれている。本が書かれている時期と今では新しい遺跡発見で新情報があるかもしれないので違いを楽しみに訪れたい2025/01/11




