内容説明
秀吉が朝鮮に兵を出したことは、どの歴史教科書にも書かれている。しかし、秀吉がどういう目的でこの戦争を起こしたのか、それはどのような経緯をたどったのか、その結果はどうなったのか、これはあまり知られてはいない。本書はその顛末をできるだけ要点的にまとめたものである。
目次
1 関白秀吉、海外制覇の野望を抱く
2 壬辰倭乱(第一次朝鮮侵略)の勃発
3 朝鮮民族の反撃と明の救援
4 日明講和交渉とその破綻
5 丁酉倭乱(第二次朝鮮侵略)と侵略の終焉
6 戦後処理と日朝国交回復
著者等紹介
北島万次[キタジママンジ]
1935年生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業。東京都立大学大学院人文科学科(日本史専攻)修士課程修了。現在、共立女子大学国際文化学部教授
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