内容説明
本書は、日本都市史研究の歩みと最新の到達点を振り返り、この間にえられた豊かな成果の一端をまとめ、さらに二十一世紀に向けて、どのような研究課題やあらたな論点が私たちの目の前にあるかを率直に提示し、これを多くの読者・市民と共有することを目的として編集したものである。
目次
1 日本都市社会史の諸段階(宮都の形成と変容;中世都市の展開;城下町の構造と展開)
2 日本都市社会の諸相(古代宮都成立期の都市性;京都―古代から中世へ;寺社と中世都市;津・市・宿;近世京都の成立―京都改造を中心に;近世の町と商人;城下町の近代化;近代巨大都市の社会構造―明治期大阪の都市内地域)
著者等紹介
佐藤信[サトウマコト]
1952年に生まれる。1978年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在東京大学大学院人文社会系研究科教授
吉田伸之[ヨシダノブユキ]
1947年に生まれる。1975年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在東京大学大学院人文社会系研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 社会人のための世界史