目次
1部 古代律令制の探究(門籍制と門〓制をめぐる日唐比較試論;日本営繕令と律令軍制;日唐厩牧令の動物管理条文からみた地方行政;唐日律令財政における傍示について―賦役令の税額周知規定を中心に)
2部 中国礼法と日本律令制(日中の臣下服喪・挙哀儀からみた律令官僚機構の一側面;唐令の復原と典拠史料―天聖雑令「造道士女冠僧尼籍」条を事例として;日唐の格法典の編纂と体裁の特徴;日唐古文書学比較研究の一視点―文書処理を中心に)
3部 律令制の諸段階と東アジア文明の受容(古代の移民と奈良時代の文化―東大寺写経所の百済・高句麗移民;『唐令私記』にみる唐文化受容の一様相;律令制における法と学術;飛鳥浄御原令の法的性格;“雑記”町代制と条里制)
著者等紹介
大津透[オオツトオル]
1960年生。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授、史学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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