目次
問題の所在と本著の構成
第1部 顕密仏教と禅律仏教―宗派と三学(中世「禅律」仏教と「禅教律」十宗観;中世仏教における「宗」と三学)
第2部 律家の成立史―律法興行と持斎(律法興行と律家の成立―衣食改革を中心に;中世社会における持斎の受容)
第3部 三鈷寺流の成立史―教院興行と南宋教院(鎌倉前期の入宋僧と南宋教院;三鈷寺流による教院興行の思想;教院興行と三鈷寺流の成立―康空から仁空・照源へ)
本著の総括と展望
著者等紹介
大塚紀弘[オオツカノリヒロ]
1978年に生まれる。2007年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)学位取得。現在、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学史料編纂所)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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