内容説明
従来まったく不明であった花押の意味を、筆順の追求から明快に解き明かす。花押にみる歴代足利将軍の実像。
目次
第１部 鎌倉時代の足利氏とその花押（足利義氏とその花押；足利泰氏・家時・貞氏とその花押）
第２部 南北朝時代の足利将軍家とその花押（足利尊氏とその花押；足利直義とその花押；足利直冬とその花押；足利義詮とその花押）
第３部 室町・戦国時代の足利将軍家とその花押（足利義満とその花押；足利義持とその花押；足利義教・義政・義尚とその花押；戦国時代の足利将軍とその花押）
著者等紹介
上島有［ウエジマタモツ］
１９２４年、三重県に生まれる。１９５０年、京都大学文学部史学科卒業。京都府立総合資料館を経て、大阪電気通信大学・摂南大学・花園大学教授を歴任。１９７１年、京都大学より文学博士の学位を授与。１９９９年、密教学芸賞・角川源義賞を受賞。摂南大学名誉教授
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