出版社内容情報
中世および近世の朝廷における堂上公家の役職であった神宮上卿・神宮伝奏の体系的研究と、伊勢神宮行政について明らかにする。
渡辺修[ワタナベオサム]
内容説明
中世から近世にかけての約800年間にわたり、朝廷の伊勢神宮行政を担った神宮上卿・神宮伝奏の体系的研究。
目次
第1部 神宮伝奏の成立(神宮上卿の成立;神宮伝奏の成立;神宮奏事始の成立)
第2部 神宮伝奏の補任(神宮伝奏の補任;近世神宮伝奏の行動規範―『神宮伝奏之間事転法輪相談条々』の検討を通じて;近世神宮伝奏の記録)
第3部 神宮伝奏の機能(戦国織豊期の神宮伝奏;近世の神宮奏事始;近世神宮神主への叙位;近世朝廷と神宮式年遷宮;近世の神宮例幣使発遣)
著者等紹介
渡辺修[ワタナベオサム]
1972年に生まれる。三重県伊勢市にて育つ。2001年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程単位取得満期退学。現在、海陽中等教育学校教輸。博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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