目次
第1章 アラブ連盟とは(現代アラブ諸国の起源と特徴;アラブ連盟の組織的特徴 ほか)
第2章 アラブナショナリズムとイスラーム(アラブナショナリズムの展開;フスリーの経歴と思想 ほか)
第3章 旧体制とアラブ世界(アラブ連盟の設計;エジプトの立場 ほか)
第4章 アラブナショナリズムの展開(新体制下のアラブ政治;スエズ問題と帝国主義 ほか)
第5章 アラブ連盟と一九七九年(構造変動のきざし;キャンプデービッド合意の波紋 ほか)
著者等紹介
北澤義之[キタザワヨシユキ]
1956年生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業。東京外国語大学地域研究研究科修了。修士(国際学)。専攻、地域研究、国際関係論。現在、京都産業大学外国語学部国際関係学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うえ
3
西欧/ロシアだけでなく西欧/アラブでもナショナリズムは全く異なる…。「西欧起源のナショナリズムは、合理主義を重視し、宗教を排除する傾向にある」「アラブナショナリズムの考え方では、「アラブは一つの民族であり、文化的歴史的地理的に共通点があるという信念にもとづき、地中海からアラビア海までのアラブ諸国が一つの国家になるべきである」とみなしている」更にオスマン帝国からの自立や西欧帝国主義からの解放を目指し、イスラームの原則に依存する運動と共通の目的をもっているという。ナセル主義やバース主義が代表的なもの。2022/11/28
ドウ
0
アラブ連盟の概略と、アラブ・ナショナリズムが時代と共に興亡する様子を知ることができる本。著者で読んでしまっただけでそこまで興味のある分野ではなかった。2015/10/02
天茶
0
★★★☆☆2024/06/17
茅野
0
大変役立った。2018/02/23
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- 和書
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