目次
序章 世界史のなかのキリスト教
第1章 キリスト教の成立
第2章 古代世界の衰退とキリスト教の進展
第3章 西ヨーロッパ世界の成立とキリスト教
第4章 発展する社会のなかの教会
第5章 宗教改革前夜の時代
第6章 宗教改革とその影響
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tieckP(ティークP)
6
キリスト教の歴史のうち前半部。宗教改革そのものまで。外観からかたい内容なのかと思ったが、特に本の前半は読みやすく、キリスト教の成立と古代における受容について知るのに最初に手にとっても良いかなと思った。それから中世も、キリスト教史における重要性からすれば、当然だがかなりしっかりと述べられている。修道院や騎士道など中世の文化的な側面についても予想外に豊富に扱われている。宗教改革については他の入門書も多いなかでいえばあっさりしていて、担当者の森田氏にも「図説 宗教改革」があるので本書を特に薦める理由はない。2018/05/23
しいかあ
2
一冊でキリスト教の歴史を半分終わらせようとするのはわりと無謀な試みなのかも知れないと思ったり。前半のローマ帝国時代はともかくとして、後半、特に宗教改革のあたりは各国の情勢も絡んでくるのでキリスト教一本では理解がやや難しい感じもあった。2023/07/07
(ま)
1
ウエストファリア条約まで 比較的落ち着いた概史2017/04/15
児玉
1
推測の表現が多いため、研究資料の利用には適しない2014/10/27
ochibii
1
良本です。単にキリスト教について学ぼうとする場合でも、またクリスチャンとして教会史を学ぼうとする場合でも最初に押さえるのに最適だと思います。 中世から17世紀くらいまでのヨーロッパ史の流れもよくわかります。2012/12/06