出版社内容情報
ギリシア人とは誰か。人類の知の源となる文化を生んだギリシアが辿ってきた道をいま、見つめ直す!
『新版世界各国史17ギリシア史』のハンディ版。著しい世界情勢の変化にそった現代史も加筆。昨今の古代ギリシアを古代西アジアとの連関のなかで捉える傾向も、本書における古代ギリシアの位置づけにおいて明確である。上巻では序章および古代からビザンツ時代までを扱う。
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〈目次〉
序章 ギリシア通史は可能か 桜井万里子
第1章 ギリシア世界の形成 周藤芳幸
第2章 ポリスの時代 桜井万里子
第3章 ヘレニズム・ローマ時代 澤田典子・桜井万里子
第4章 ビザンツ時代 井上浩一
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〈執筆者紹介〉
桜井万里子(東京大学名誉教授)
周藤芳幸(名古屋大学教授)
澤田典子(千葉大学教授)
井上浩一(大阪市立大学名誉教授)
内容説明
ギリシア人とは誰か。人類の知の源となる文化を生んだギリシアが辿ってきた道をいま、見つめ直す!
目次
序章 ギリシア通史は可能か―連続性の検証
第1章 ギリシア世界の形成(ギリシアの黎明;エーゲ海宮殿文明の盛衰;初期鉄器時代の再構築)
第2章 ポリスの時代(ポリスの誕生;ポリスの発展;民主政の成立と二つの大戦;混迷するギリシア世界)
第3章 ヘレニズム・ローマ時代(マケドニアのギリシア支配;ヘレニズム時代;ローマ帝国内のギリシア)
第4章 ビザンツ時代(ローマ帝国のビザンツ化;スラヴ人のギリシア;ビザンツ帝国のギリシア支配;分裂時代のギリシア)
著者等紹介
桜井万里子[サクライマリコ]
1943年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、博士(文学)。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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