出版社内容情報
『新版世界各国史13ドイツ史』を改め、上・下巻のハンディ版として刊行。日本を眺める上で、もっとも有効な比較対象となるドイツの歴史的歩みをたどる。上巻では、紀元前から19世紀前半までを扱う。
内容説明
東・西ヨーロッパに挟まれて領域の変容を経ながら、どのようにアイデンティティを組み立ててきたのか。日本を眺める上で、もっとも有効な比較対象となるドイツの歴史的歩みをたどる。
目次
序章 伝統豊かな新興国家「ドイツ」(木村靖二)
第1章 フランク帝国の遺産(山内進)(ローマ帝国とフランク王国;カロリング帝国とドイツ王国の誕生;新ローマ帝国)
第2章 苦闘する神聖ローマ帝国(山内進)(教皇革命;十字軍と騎士の時代;神聖ローマ帝国の威風;帝国の改革とハプスブルク朝;宗教改革)
第3章 三十年戦争と絶対主義的領邦国家の形成(阪口修平)(三十年戦争;絶対主義的領邦国家の形成;十六・十七世紀の社会と経済)
第4章 啓蒙の世紀(阪口修平)(オーストリア・プロイセンの二元主義とマリア・テレジアの国内改革;啓蒙絶対主義の時代;十八世紀の社会と文化;フランス革命と帝国の終焉)
第5章 自由主義と保守主義(阪口修平)(ナポレオンのドイツ支配と自由主義的諸改革;ウィーン体制と初期自由主義運動;十九世紀前半の社会と経済)
著者等紹介
木村靖二[キムラセイジ]
1943年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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