世界史リブレット<br> イエズス会と中国知識人

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世界史リブレット
イエズス会と中国知識人

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  • サイズ A5判/ページ数 90p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634349476
  • NDC分類 198.25
  • Cコード C1322

内容説明

イエズス会を創立したロヨラの同志ザビエルは、日本をへて中国をめざしたが中国を目前にして息絶えた。その志を継ぎ中国入国を果たしたイエズス会士リッチと、彼を迎え入れた徐光啓らの出会いは、まさに東西の知識人の出会いであった。そしてお互いに自分の文化をふりかえる機運を生んだ。イエズス会士がヨーロッパに伝えた中国像は、キリスト教文化や彼らの歴史観とは異なる世界であり、大きなインパクトを与えた。また一方で、一部の中国知識人は中国をしのぐ学問分野や科学技術をヨーロッパがもつことに気づいた。本書ではそうした東西文化の出会いがどのようなもので、どのような意味をもったかを検証したい。

目次

東西の対話
イエズス会士の中国入国
中国におけるイエズス会士の活躍
中国知識人はヨーロッパの文化をどうみたか
ヨーロッパに流入した中国文化

著者等紹介

岡本さえ[オカモトサエ]
1941年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻、中西文化交流史・比較思想。現在、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

OKKO (o▽n)v  終活中

8
中国16~17世紀のキリスト教(特にイエズス会)と中国社会とのかかわりについて、これから深く学ぼうとする人々にとって最強のインデックス! ◆「中国攻略なくしてアジア宣教は成らず」と腹を括り大きく舵を切ったイエズス会と、漢民族王朝の明からいわゆる異民族王朝の清にいたる激動の時代の中国知識人との交歓あるいは対立関係の概要が、平易な記述で端的にあらわされる ◆この際あらためて自覚すべきは、当時の日本が西欧に与えた影響なんてないも同然だが、中国のそれは長期にわたり甚大であること。きりしたんに惑わされてはダメ!2017/04/14

電羊齋

3
要点がよくまとめられている。入門書としてよくできていると思う。当時の東西両洋のトップクラスの知識人でもあった中国知識人とイエズス会士の出会い、交流そして衝突の様相が描かれている。興味深いのは双方の相手側への視線の変化。当初の観念的な相互尊重から次第に敵意、嘲笑、低評価へと変化していくあたりに、文化・文明の交流の難しさを感じた。2015/12/07

牛タン

1
人物の羅列で読み物としてはあまり面白く感じなかった2018/01/02

カラス

1
中国とキリスト教の交流を描いた本、初めて知ることばかりで興味深く読み進めることができた。西洋と中国って、結構昔から影響を与えあってきたのね、日本と違って。一時期は中国崇拝と言ってもいいくらいだったヨーロッパが、ある時期を境に中国蔑視となっていくのも面白い。中西交流史は、日本と西洋の関係とはかなり違った趣があり、比較しながら読むと楽しい。できれば「インド知識人とキリスト教」みたいな本も読んでみたい、ってか誰か書いて。2017/12/21

こずえ

0
表紙とタイトルであー、あれを指すのかーと分かる人には面白い

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