世界史リブレット<br> タバコが語る世界史

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世界史リブレット
タバコが語る世界史

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  • サイズ A5判/ページ数 90p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634349001
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1322

内容説明

ナス科タバコ属ニコティアナ・タバクム。この奇妙な植物はどこから来てどこへ行くのか。人類とタバコとの関わりをアメリカ先住民の世界から説き起こし、近世におけるヨーロッパ人との邂逅、世界への伝播を経て、近代における紙巻タバコの登場と現代の多国籍企業の台頭、そして禁煙運動の展開まで、タバコが語るもう一つの世界史。

目次

タバコというモノの歴史
1 未知との邂逅
2 近世のタバコ
3 近代のタバコ
4 タバコのゆくえ

著者等紹介

和田光弘[ワダミツヒロ]
1961年生まれ。大阪大学文学部卒業。大阪大学大学院文学研究科博士課程退学。博士(文学)。専攻、アメリカ史。現在、名古屋大学大学院文学研究科助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

23
タバコの世界史。著者はアメリカ史家。生産や流通などのいわゆるグローバル・ヒストリー的な記述と、社会的・文化的影響に関する記述が半々といったところ。ヨーロッパ各地の喫煙習慣がそれぞれの植民地の吸い方を反映したもの(すなわち英米では北米インディアンのパイプ、スペインと南欧は中南米のインディオの葉巻)というのは本書で初めて知った。嗅ぎタバコ、紙巻きタバコ、葉巻、パイプなど色々な吸い方があり、流行り廃りがあったようだが、当方非喫煙者のため違いがあまりわからず。リブレットで扱うにはちょっと大きすぎるテーマだと思う。2018/03/19

ピオリーヌ

14
ここのところ続けてアメリカ大陸原産の産物に関する本を読んでいる。タバコも無論アメリカ大陸原産。南北アメリカ大陸で広く先住民に愛用されていたタバコだが、アンデス地域においてはコカに凌駕されていた。その後、タバコはヨーロッパ化し世界に広まったが、コカはそうならず精製されて別の形で世界展開していくこととなる。アメリカ先住民の15世紀末におけるタバコ使用法の分布図が面白い。北米太平洋岸北部は噛みタバコ、北米大西洋岸・南米南部大西洋岸はパイプ喫煙、北米太平洋岸・中米はタバコチューブ、南米大西洋岸は葉巻、2021/08/22

ベンアル

11
大学の教養本。実家の本棚にあり気になって読んだ。当時は非喫煙者だったが、今ではタバコが手放せなくなってしまったが、タバコに関する歴史は知らなかった。タバコはアメリカ大陸が起源で、コロンブスのアメリカ大陸発見と共にヨーロッパに広まった。1950年代から喫煙と肺癌の因果関係が認められ、徐々に下火になりつつある。噛みタバコた嗅ぎタバコが気になったので、使ってみたい。2024/08/09

Hatann

6
タバコは15世紀にヨーロッパ人によって南米にて発見され、ヨーロッパで大流行したのちに世界システムに組み込まれて全世界に広まったものだという。当初は噛みタバコ、嗅ぎタバコなどが中心であり、紙巻きタバコがでてきたのはここ150年くらいのものなのだそうだ。映画などでも恰も古代より流行していたの如くに表現されるが、現実には極めて近代的な存在なのである。その爆発的な伝播力から推察するに、人は現実逃避を求める存在なのだなあと再認識する。現在タバコ生産世界一の中国の記載がなく、そちらの方も歴史を紐解きたいところである。2018/04/23

蘇我クラフト

5
タバコと世界史。紙巻タバコが主流だが禁煙を騒ぎタバコそのものが消えつつある今、私たちはその歴史を知る権利があり、その500年余りの歴史をここで消し去るか、残してゆくかを委ねられているような気がする。噛みタバコと嗅ぎタバコ、今では見られないような光景を説明する部分が面白い。例に探偵ホームズも現れたり、女性の喫煙、紙巻タバコがどう広まったかが描かれていたり、とても興味深い一冊だった。愛煙家には欠かせない一冊。2019/06/14

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