世界史リブレット<br> オスマン帝国の近代と海軍

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世界史リブレット
オスマン帝国の近代と海軍

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  • サイズ A5判/ページ数 90p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784634347908
  • NDC分類 226.6
  • Cコード C1322

内容説明

十六世紀には地中海の覇者として君臨した栄光のオスマン海軍が、なぜ近代において急速にその輝きを失っていったのか。その謎を解き明かすべく、「イスラームと近代化」「ナショナリズム」「経済的植民地化」というオスマン帝国近代史の三つの課題を手がかりに、歴史の荒波にもまれながら「地中海の艦隊」から「トルコの艦隊」へと変貌していくオスマン海軍の姿を追う。

目次

オスマン帝国の歴史と海軍
1 オスマン近代史の三つの課題
2 西欧化の試みとお雇い外国人
3 ナショナリズムとタンズィマート
4 アブデュルハミト2世の時代
5 地中海艦隊の黄昏

著者等紹介

小松香織[コマツカオリ]
1956年生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専攻、トルコ近代史。現在、筑波大学歴史・人類学系助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

12
(図書館)オスマン帝国が海軍の近代化に成功しなかった理由が、日本との対比において良く分かる。2019/03/09

ジャケット君

5
イスラム教優位の国、と見せかけてジズヤを納めれば異教徒も共存できるオスマン帝国の近代化して海軍がどのようにうごめいているのかといった本。日本と同じ境遇で近代化を推し進めるにあたり失敗した例である。理由の一つとしてお雇い外国人を招聘し、技術を外部委託しただけでなくその技術を体系的に取り入れ学問として確固たるものにした日本と違いオスマン帝国は外国の技術を消費するばかりだった点が面白い。その末路は借款をかかえ破綻しヨーロッパの干渉を受ける羽目となった。2023/10/17

MUNEKAZ

4
海軍から見るオスマン帝国の近代化。出自が内陸の騎馬民族なので確固たる伝統をもたないオスマン海軍だけに官僚の腐敗や西洋の干渉、そしてナショナリズムの波をもろ被り。かつての地中海を支配した時代から近代の金角湾も出られないボロボロっぷりに哀愁を覚え、国民のカンパで軍艦を購入する件には思わず胸が熱くなる。有名な「エルトゥールル号事件」についても裏事情が知れたのでよかった。2016/12/20

YS-56

3
帝国の拡大に伴い、ムスリムにとらわれず優秀な人材を登用し、地中海の覇者となったオスマン海軍。その大海軍が近代にどう対応したのか、苦難の時代の記憶です。2022/05/10

sovereigncountr

2
海軍史を軸に、近代オスマン史の諸論点を総浚いした概説書。近代オスマン海軍の苦境は、とりもなおさず近代オスマン帝国の抱えた問題を映し出し、オスマン帝国の「陸の帝国」としての側面を浮き彫りにしている。2024/03/23

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