ハミングベアのくる村

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ハミングベアのくる村

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  • サイズ B6変判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784037280307
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

パーチャンス村に住む少女ウィロディーンは、6歳のときに火事で家族を亡くし、近所の老女ふたりに育てられている。
村は、美しい巣を作る小さな動物ハミングベアが越冬のために飛来するので有名だが、近ごろ数がへっている。おまけに土砂崩れや山火事などにもみまわれ、観光客はへるばかり。
ウィロディーンはひとりで森を歩くのが好きで、ハミングベアよりも牙やかぎづめを持つ動物サケビーのほうがお気に入りだ。けれど、サケビーは観光のじゃまになるからと、村の猟師たちに駆除されている。
ウィロディーンは村の議会でサケビーを撃つのをやめてほしいと訴えたが、聞き入れてもらえず、サケビーの人形を抱きしめながら怒りの涙を流した。
すると、ふしぎなことがおこった。どこからか、本物の赤ちゃんサケビーがあらわれたのだ!

内容説明

パーチャンス村には年に一度、ハミングベアたちがわたってきて美しい巣を作る。一方、ウィロディーンの大好きな動物サケビーは、村で駆除され、いなくなってしまった。怒りの涙を流すウィロディーンのもとに、とつぜん赤ちゃんサケビーがあらわれた!米国ニューベリー賞受賞作家による自然と人間の共存をめぐる物語。

著者等紹介

アップルゲイト,キャサリン[アップルゲイト,キャサリン] [Applegate,Katherine]
1956年アメリカのミシガン州に生まれる。「アニモーフ」シリーズ(夫との共著・早川書房)が世界中で大ヒット。“Home of the Brave”で2008年ゴールデン・カイト賞、『世界一幸せなゴリラ、イバン』(講談社)で2013年ニューベリー賞を受賞

尾高薫[オダカカオル]
北海道に生まれる。国際基督教大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しゃお

21
越冬のために訪れるハミングベアを観光資源として毎年秋祭りを開催する村。でも、年々数が減り災害もあって観光客も減るばかり。一方で醜く臭いサケビーは観光の邪魔だと嫌われ駆除を。そんなサケビーの事が好きで観察していた少女ウィロディーンとその成長を通し人にとっての都合や正義による影響と、人類が生まれる前から循環する自然の理を、ちょっとした魔法と共に、時に厳しい現実も交えながら優しく描かれています。醜いのはともかく臭いのはちょっとなぁと思いつつ(笑)、ウィロディーンが保護する小さなサケビーも、ハミングベアも可愛い。2024/01/27

Mipo

3
主人公のウィロビーは11歳。小さい頃から少し変わった動物が好き。最近、大好きな動物〈サケビー〉(独自の香りを放つ)が駆除されて悲しんでいる。厄介なものは追い出せば済むのだろうか。主人公のこの台詞に共感した「世の中のことをきちんと説明してもらいたい。ぜったいだいじょうぶってやくそくしてほしい」(p161)その思いに対し、納得いくまで寄り添ってくれる理解者がいてよかった。自然界では新参者の人間が自然破壊に加担する残酷さを、虹色の巣を作る架空の生き物〈ハミングベア〉を通して見せるのも良い。2024/02/16

Y

0
★★★☆☆2024/03/06

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