内容説明
現代イスラームの思想は驚くほどに多様である。個々のテーマにかかわる主張の違いに着目すれば、イスラーム教徒は今日、分裂状態にあるといっても過言ではない。もはやイスラームが何を命じ、何を禁じているのかさえ、かならずしも明らかではなくなってしまった時代がイスラームの現代なのだ。本書ではそのような多様な主張が錯綜・競合する現代イスラーム思想の源流を、イスラーム思想史の伝統、また西洋近代文明への対応をめぐる十九世紀以降の思想家の営みのなかに探っていく。
目次
百家争鳴の近現代イスラーム思想
1 イスラーム思想史の伝統
2 初期イスラームの回復を求めて
3 西洋近代文明への対応
4 激動と混迷の二十世紀
著者等紹介
飯塚正人[イイズカマサト]
1960年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻、イスラーム学・中東地域研究。現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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