出版社内容情報
新しい学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」を展開することが求められている。ただ、そうした授業を成り立たせるための基礎力がない生徒が増えていることも大きな問題となっている。
そうした状況を踏まえ、本書は、学習の前提となる読解力や語彙力、思考力といった根本的な力を育てる授業実践例を、5つのカテゴリ(INPUT ~読み解く力~、OUTPUT ~表現する力~、QUESTION ~探究する力~、COLLABORATION ~協働する力~、IMAGINATION ~想像する力~)に分けて多数紹介する。おもに高校世界史の題材を用いてはいるものの、中学校や他教科においても応用可能な多彩な実践例を取り上げた。基礎的な「学ぶ力」を、楽しみながら身につけさせるためのノウハウが満載の一冊。
内容説明
いま必要な「学ぶ力」を育てる!高校世界史をおもな題材に、他教科でも応用可能なユニークな授業づくりの実践例を紹介!
目次
第1部 通常授業のなかで(自分の仕事を生徒の仕事に;効果的な穴埋めプリント;ノート提出廃止 ほか)
第2部 学ぶ基礎を育てるAL授業案(INPUT―読み解く力;OUTPUT―表現する力;QUESTION―探究する力 ほか)
第3部 学校全体での取り組み(学際的な学びのための提言;ALに使える便利なツール・Webサイト)
著者等紹介
澁澤りべか[シブサワリベカ]
指導歴約20年の高校世界史講師。青山学院大学履修証明プログラム修了ワークショップデザイナー。視野の広い人間を育てることを目指し、国内外の歴史の舞台を旅して見聞を広めつつ、旅行ライターやイベンターを兼業。2004年、アメリア・アレナス氏の美術鑑賞レッスンを受講。国立西洋美術館元インターン。添乗員、学芸員、心理カウンセラーの資格を保有。世界遺産検定1級、聖書検定1級(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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