思考と行動の中国史

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思考と行動の中国史

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784634152090
  • NDC分類 222
  • Cコード C0022

出版社内容情報

歴史を適切に理解するには、それぞれの地域の人々が当時どのような価値観や考え方を持っていたのか、どのような行動様式であったのかを踏まえておく必要がある。しかし、そのことについて取り上げた歴史関係の本は少ないのではないだろうか。本書では中国史を題材として、内面に踏み込んだ視点から、当時を懸命に生きた人々の行動とその根底にある考え方を探る。中国の歴史を理解する上で踏まえておきたい、土台となるものごとを紹介した一冊。

内容説明

中国人の価値観の基礎とは?歴史を適切に理解するには、その国特有の考え方や行動様式を前提として知っておく必要がある。中国史に見られる人々の行動と、その根底にある考え方を探る。

目次

人間理解の難しさ
第1部 皇帝という存在(皇帝の登場;皇帝の働き;尊貴なる皇帝;期待を裏切った皇帝)
第2部 暴力的な上流社会(粗暴な人たち;しつけの体罰;暴力の効用)
第3部 日々の暮らし(農民はとても大変;食事をめぐる人々の絆)
第4部 世界理解の様相(地獄とその教育;死者の暮らし)

著者等紹介

竹内康浩[タケウチヤスヒロ]
1961年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は中国史。北海道教育大学教育学部釧路校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

59
なかなか面白かった。 前半は古典から。蛍の光で有名な人は、実は宴会のスターだった 彼がいなきゃ面白くない、と言われるぐらいの。 分かりやすい文体。 後半、現代でも盛んな死者に捧げる紙の品物いろいろ。高級なのもたくさん。フェラーリとかパソコン(死後も仕事?)2023/06/10

さとうしん

10
これも『古代中国の24時間』などに類する、今流行りの社会生活史の一種ということになるだろうか。著者の意を汲むと、本書は「中国を一例とする前近代人の思考と行動」ということになるか。やはり今の流行りらしく中国と日本との違いを強調しているが、中国との違いを強調することは、残念ながら今の日本では中国への偏見を持たせるだけの結果に終わる可能性がある。日本というより現代人との感覚の違いを強調し、前近代の日本との違いだけでなく共通点も提示した方が良かったように思う。2022/04/27

ピオリーヌ

9
皇帝という存在、暴力的な上流社会、日々の暮らし、世界理解の様相、の4部にわたり中国の歴史について語られる。中国の歴史の特質として、身分の上下格差のあまりに巨大なことがあげられ、欧州の市民、日本の町民層にあたる中間層は中国には結局生まれなかったという。この辺り、岡本隆司の著作にも通ずる内容ではないか。また、中国人は人生の目標を叶える場所として、何よりも現世を基本として考えていたとのこと。同著者の他の作品も読んでみたい。2022/08/06

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