内容説明
明日もこの地球で生きるために。今日から始める、小さくて大きな暮らしの一歩。
目次
1章 「当たり前」の裏側には何があるの?(「今」を見直すことから始めよう;人は知れば、気にかける ほか)
2章 「壁の向こう」で始まっている新しい動き(ゴミ問題を解決するゼロ・ウェイストへの取り組み;毎日の暮らしでできる「7R」のススメ ほか)
3章 変化を楽しみながら進むには(はじめの一歩、次の一歩を踏み出すためのヒント;エシカル度は、どうやって決める? ほか)
4章 エンゲージド・エシカルでいこう!(エシカルとは、「この地球でどう生きていくか」を問うこと;社会と関わり、変化を促すエンゲージド・エシカル ほか)
5章 エシカルにつながりながら生きる知恵(「内なる声」に耳を傾けよう;心の調和をはかる4つの知恵 ほか)
今日から始めるエシカル・アクションガイド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
52
生協の活動でエシカルについて少しは学んでいたが、この著者は「幸せのものさし」と呼び、自身の生き方に据えているから本気の本物! エシカル消費の基本は「エ」いきょうを「シ」っかりと「カ」んがえ「ル」こと。品物を買ったりサービスを選んだりするときに、一呼吸おいて考えてみる、これがエシカル消費。これを買って使った後、環境にどんな影響があるか、このサービスを選んだら、人にどんな影響を及ぼすか、時間と空間を地球規模に拡大して想像力を働かせると、生活は変わらざるを得ない。エシカルに生きることが持続可能な地球への道だ。2022/05/12
はるき
14
世の中に浸透してきたといえ、まだまだ未知の分野なので学びが多い。少しずつでも意識を変えなければ。2022/08/08
Ayakankoku
12
エシカルに生きる=毎日の中で、自分にとっても、人や地球環境、他の生き物にとっても「いいこと」を少しずつ積み重ね、誰もが幸せな未来を作っていくプロセス 筆者のこの定義を自分なりに表すと「人や環境・生き物がこの先の未来も共存するために、少しだけ背伸びしてアクションを起こしていくこと」という感じ。難しいことにチャレンジして、持続不可能では意味がない。少しだけ背伸びして出来ることをやっていきたい。 本書の最後に「今日から始めるエシカル・アクションガイド」が載っており、読んでいるだけで既にワクワクした。2022/04/10
Y
3
最近読んだ本の中で、一番読んでよかったと思える本だった。エシカルな生き方を考えるということは結局、生きる主体者としての自分を大切にし、幸せとは何かを考えること。2022/03/08
Kenji Nakamura
1
関心がない人を振り向かせるには→皆にとって何が「引っ掛かるか」のかを考えてみたらどうか? 何もしなければ、あなたは問題の一部になったことになる。でも、何かすれば、あなたは問題を解決する動きの一部となる。人の価値は、何をいうかではなく、何をするかで決まるのだ。 「エいきょうをシっかりとカんがえル」に立ち戻る! イヴァン、シュイナード☺️2023/10/07