目次
1 「気候変動」を理解する(気候変動とは;気候変動はどうして起きるのか;気候変動による影響 ほか)
2 個人でできるアクション―学校で、職場で、個人として、私たちにできること(水・食と気候変動;家庭で使われるエネルギーと気候変動;ゴミと気候変動 ほか)
3 組織でできるアクション―学校・職場・地域と家庭における気候アクションのための学習・教育理論(幼稚園・ドイツの「森の幼稚園」における気候変動教育―その理念等をめぐって;小学校・英国アシュレイ・スクールによる学校まるごと気候変動アクション;中学高校・ホールスクールアプローチと気候変動 ほか)
著者等紹介
永田佳之[ナガタヨシユキ]
聖心女子大学文学部教育学科教授。博士(教育学)(国際基督教大学)。日本国際理解教育学会副会長、開発教育協会評議員、学校法人アジア学院評議員、フリースペースたまりば理事、聖心女子大学グローバル共生研究所副所長、ユネスコ/日本ESD賞国際審査委員などを務める。2007年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネコタ
34
2015年に国連で採択されたSDGs。その目標のうちの一つ「気候変動に具体的な対策を」に対しての取り組み。気候変動についてはこれまでは技術や法律によって取り組んできているが、これからは教育の重要性が高まってきている。その教育についての事例を各方面の専門家が紹介。個人で組織でできること。組織の中でも幼稚園からはじまり、大学、企業での取り組みについて紹介されている。身近なことでも知らないことがたくさん。日本は水の輸入大国であるとか。大学の後輩が分担執筆。2019/07/14
もも
6
気候変動について勉強するうちに、自分の無力さに悲しくなり、気候変動が進んでいくことに焦りを感じていた今日この頃 まずは自分の足元から、出来ることから始めようと、肩の力が抜けた。誰だって、眉間に皺を寄せてる人よりも楽しんでいる人と一緒にいたいよね。 世界中の取り組みを、様々な立場や年齢の人によって知れたのがとても良かった!2020/10/17
えぬ
4
気候変動についての現状と、自分ごととして捉えること、今すでに起きてること、知らずに進めてしまっていることなどがわかりやすく紹介されていた!2019/12/03
mmm123
1
今の現状が簡単に書いてあり、具体的にどんな事が出来るのか分かりやすかった。 銀行選びが環境に関与するなんて考えてなかった。 環境系によくある、どーしようも出来ないじゃないか!ではなく、まだまだ何か手立てがあるじゃないかとなる本。前向きになれた。2020/09/11
唐熊渡
0
【感想:3.3/5.0】気候変動について教育を切り口に書いた本。体系的ではなく、散文的?に書かれている。世界各地で取り組まれている事例を集めて掲載しており、教育理論等の学術的な内容を期待して読んだ自分としては少し物足りなかった。2021/08/23