内容説明
外国人カメラマン23人の写真を一挙掲載。第一線で活躍する古写真研究者と収集家が、一同に参加した初めての企画。
目次
外国人カメラマンが撮った幕末
幕末の写真師たち(横浜の外国人写真家たち;碧い眼がとらえた英傑たち;ジャック=フィリップ・ポトーが撮った日本人;文久遣欧使節を写した外国人写真師;初めてダゲレオタイプに写された日本人;初期写真に見る幕末明治の服飾;古写真と浮世絵)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まふ
104
久しぶりにこの手の写真集を見る。武士、町民男女の顔つきは生き生きとして心地よい。今日的な顔もあれば、ひと昔風の顔もあって,日本人のルーツの研究には重宝すると思う。街並みは舗装もなく、雨の日は難渋すると思われるが、高い建物もなく、まことに平和な風景である。後で彩色した写真が多いが白黒でも十分に情景が分かる。あれからおよそ200年経過する。感慨も一入である。2025/08/31
shincha
34
幕末の日本の写真。ヨーロッパやアメリカの写真家たちの撮影した日本の姿は、まるでタイムスリップして、自分がその中に居るような錯覚を生み出す。人物たちも生き生きしており、今から160〜170年まえとはとても思えない。顔付きも現代風の人や、ザ・日本人みたいな人、様々でとても面白い。日本の庶民の生活が垣間見られる街の写真も、ここから安全な社会生活をしている様子が垣間見られる。2025/10/12
とよぽん
25
幕末の日本。風景や街並みよりも人物写真が多かった。他社の類書より画像があまり鮮明ではなかった。続いてⅡも見た。2019/02/02
デジ姫
10
女性の着物の着こなしは胸元が今よりもゆったり。下駄の歯が今よりも高い。池田筑後守のイケメンさにオ~。両国橋見れたことは時代小説中に登場したらきっと画像が浮かんでくることでしょう。2018/06/03
ちかこ
2
ポトーの肖像写真が鮮明でびっくり。昔の写真って不思議な魅力がありますね2017/06/15
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