ふくしま再生と歴史・文化遺産

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784634150492
  • NDC分類 709.126
  • Cコード C1021

内容説明

東日本大震災後の地域社会を歴史と文化が護る。原発事故・津波・地震から2年が経過し、歴史資料や有形無形の文化財をいかに保全・活用していくのか。地域に根ざした歴史と文化が、復興・コミュニティ再生の鍵となる。

目次

基調講演 歴史資料の魅力と活用
第1部 原発事故警戒区域内の文化財保全―被災文化財の今後を考える(福島県における被災文化財等救援活動の経緯と課題;双葉町における文化財レスキューの現状と課題;大熊町内の被災文化財救出活動について;富岡町とそこにあった文化財の震災後の足取り)
第2部 福島県の歴史・文化遺産の今、そして未来(警戒区域における「地域の記憶」継承への取り組み―双葉町泉田家を事例に;「計画的避難区域」における文化遺産の保護―復活した飯舘村文化祭が語るもの;奉納絵馬の救出と地域の活動―須賀川市朝日稲荷神社の事例;福島大学による歴史資料保全活動を地域連携)
第3部 ディスカッションと提言(ディスカッション;福島からの提言―震災ミュージアム(仮称)の設置に向けて)

著者等紹介

阿部浩一[アベコウイチ]
1967年、東京都生まれ。1991年、東京大学文学部国史学専修課程卒業。1997年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得後退学。2000年、博士(文学)。現在、福島大学行政政策学類准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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