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出版社内容情報
制御工学理論は抽象的で,高度な数学手法も必要なため,初学者には難しく感じられる科目である.本書はできるだけ具体的な話から初めて,それらの結果から一般論を抽象するという帰納的な方法をとって,わかりやすく学べるよう工夫している.
■目次 序論/ラプラス変換/制御系の伝達関数とブロック線図/周波数応答/安定性と制御特性/フィードバック制御系の特性/伝達関数に基づく制御系の設計/付録
内容説明
「制御工学」は難しいという学生諸君からの苦情をよく耳にする。これは「制御理論」が非常に洗練され、抽象化が進んだことによるものと考えられる。したがって、できるだけ具体的な話から始めて、それらの結果から一般論を抽象するという帰納的な学習方法が適当であろう。このような方法で書かれた教科書として、明石一の「制御工学」(共立出版)がある。本書を執筆するにあたりこの本を特に参考にしている。ただ、この本は大部な書物であり内容もかなり広い範囲に及んでいる。もう少し内容を絞り、制御系CADに譲れる部分は譲ることに主眼をおき、これにより生じた余力を説明を懇切にする方向に向けることに努めている。
目次
ラプラス変換
制御系の伝達関数とブロック線図
周波数応答
安定判別法と特性評価
フィードバック制御系の特性
伝達関数にもとづく制御系の設計
著者等紹介
竹口知男[タケグチトモオ]
1983年京都大学大学院工学研究科精密工学専攻博士課程修了。専攻制御工学。現在大阪産業大学工学部機械工学科助教授、工学博士
能勢和夫[ノセカズオ]
1976年京都大学大学院工学研究科精密工学専攻博士課程修了。専攻制御工学。現在大阪産業大学工学部情報システム工学科教授、工学博士
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