内容説明
これならわかる!やさしく視覚的な説明で、半導体のバンド構造がひと目で理解できる。
目次
1章 結晶と自由電子
2章 エネルギー帯とキャリア
3章 半導体のキャリア密度とフェルミ準位
4章 半導体中の電気伝導
5章 pn接合とダイオード
6章 バイポーラトランジスタ
7章 金属、半導体、絶縁物の接触
8章 電界効果トランジスタ
9章 集積回路概論
著者等紹介
樋口英世[ヒグチヒデヨ]
1972年3月群馬大学工学部電気工学科卒業。1977年3月東京工業大学大学院電子物理工学専攻博士課程修了、工学博士。1977年4月三菱電機株式会社入社、半導体レーザの開発に従事。2000年4月大阪電気通信大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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したぎ
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授業の参考書として。半導体の基礎固めでよかった。電子回路、集積回路は飛ばした。2015/01/27
四葩ましろん♪
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半導体デバイスについて学部2,3年生が学ぶのにちょうどいい内容なのではないでしょうか。筆者が冒頭に書いたように量子力学的な厳密性の記述は控えめなので量子力学で躓いてしまった私向きな本でした。また、薄い本の割にはpn接合、MOSなどで確実に抑えたい各特性の導出についての数式がしっかり書かれているので自分の手で導出計算しやすく例題で具体的な数値を用いて演習を行う事もでき、独学に向いている。ジィーの半導体デバイスのような辞書的な参考書を横に置きつつメインはまずこの手の本で勉強するのが正攻法かと思います2012/08/23