出版社内容情報
生体の中で行われている情報処理のメカニズムやその観測方法を,情報工学の立場に立って簡潔に解説
序論/生体情報計測の基礎/生体情報の解析手法/情報伝達系としての神経系の概要/外界からの情報伝達と認識/記憶のメカニズムとモデル/生体信号の生成と運動制御/医用生体計測/感情の計測/非ノイマン型情報処理
内容説明
本書では、生体の中で行われている情報処理のメカニズムや、その観測方法を主として情報工学の立場に立って考えていく。第1部では、生体情報を扱うための基本的な道具立て、解析手法について述べ、第2部では、情報処理装置として見た生体の中で、情報がどのように伝達され、処理されていくのかを神経生理学の領域にも踏み込んで概観。さらに第3部では、より具体的な問題について、生体と情報との関わり合いをみていく。
目次
第1部 生体情報を扱う基本的手法(序論―生体と情報;生体情報計測の基礎;生体情報の解析手法)
第2部 生体を知る―生体内の情報伝達・処理過程(情報伝達系としての神経系の概要;外界からの情報伝達と認識;記憶のメカニズムとモデル;生体信号の生成と運動制御)
第3部 生体情報計測とバイオミメティック情報処理(医用生体計測;感情の計測;非ノイマン型情報処理)