出版社内容情報
数値流体力学(CFD)の実践的応用,とくにマルチフィジックスCFDとよばれる,化学反応や相変化などを伴う熱流動問題への応用を中心として,それに必要となる知識を基礎から体系的に解説します.
実際にプログラムを作成するうえで重要な,各種の数理モデルや式の導出過程を省略することなく説明し,計算に用いる差分式や行列のほぼすべてを記載しています.
具体的な計算例も豊富に示されており,それぞれの解法がより深く理解できます.
CFDの研究開発・応用に携わる技術者・研究者にとって貴重な内容を収めた一冊です.
内容説明
実践に必要な知識を体系的に解説!数理モデルや式の導出過程がよくわかる。マルチフィジックスCFDへの応用例も。
目次
第1章 はじめに
第2章 偏微分方程式の基礎
第3章 差分法
第4章 非圧縮性ナビエ・ストークス方程式の差分解法
第5章 圧縮性ナビエ・ストークス方程式の差分解法
第6章 熱・化学非平衡流れの数値解法
第7章 非平衡凝縮流れの数値解法
第8章 超臨界流体の数値解法
著者等紹介
山本悟[ヤマモトサトル]
1984年東北大学工学部機械工学科卒業。2004年東北大学大学院情報科学研究科教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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