内容説明
ドライバの感覚を力学的に読み解き、操縦安定性の性能設計に活かす。
目次
第1部 機械的性質としての操縦安定性(自動車の運動方程式;半径一定で旋回するときの性能;動的な操舵応答の基本性能;旋回の限界;旋回中の減速時の安定性;外乱に対する安定性)
第2部 ドライバが感じる車両の動き(腰で感じる操舵直後の車両の動き;手で感じるハンドルからの力;手で感じるハンドルの動き;目で感じる車体のロール運動;スポーツ走行における旋回限界)
第3部 性能設計(諸性能の両立・向上技術)
著者等紹介
酒井英樹[サカイヒデキ]
1984年横浜国立大学工学部卒業。同年トヨタ自動車に入社し、車両運動性能の研究や、車両運動性能面からの車両開発、運動制御システム開発、予防安全・運転支援の制御システム開発、ボデー設計、SUVの製品企画に携わる。また、テストドライバの資格をもち、テストコースやサーキットにおいて走行実験や評価を行う。2012年近畿大学工学部知能機械工学科(現ロボティクス学科)准教授。1999年博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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