出版社内容情報
大学1,2年生を読者対象とし,宇宙工学全般について丁寧に解説した入門書.良くありがちな航空宇宙工学の書籍とは異なり,ロケットの原理だけでなく飛行計画,ライフサポートなど幅広く解説.
内容説明
宇宙開発のためのエンジニアリング。ゼロから知る宇宙工学。
目次
第1章 宇宙開発の歴史
第2章 宇宙空間
第3章 ライフサポートシステム
第4章 宇宙往還機
第5章 ロケット
第6章 人工衛星
第7章 人工衛星の軌道
第8章 科学観測
第9章 宇宙環境利用
第10章 国際宇宙ステーション
第11章 信頼性
著者等紹介
鈴木弘一[スズキコウイチ]
1968年名古屋大学大学院工学研究科修士課程修了。1968年石川島播磨重工業株式会社入社。1999年第一工業大学工学部航空工学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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unflyable
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宇宙開発の歴史からロケットや人工衛星の仕組み、軌道計算や信頼性など幅広く解説した本。ケプラーの法則や軌道計算など面白そうなことを書いているが、私の貧弱な数学力では理解できなかった。勉強はやり直しているのだが、いつになったら追いつけることやら。2017/01/26
Iwanchu
0
素晴らしい入門書だった2023/10/17
サンセット
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数式関係はざっくり書かれててよく分からんかったけど、ロケットや人工衛星の要素技術が色々解説されていて、宇宙機の温度制御やデブリの防御構造なんかは他にも応用できそうだと思った。宇宙で人間が長期間生活するには植物を沢山育てないといけないようで、人間は宇宙に行ったら農民にならないといけないのかと思った。2019/09/22
TrMirage
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転職に伴う勉強がてら。入門書としてはまあまあ良いかと。ただ、章末の課題、一部回答間違ってませんかね?例題の回答を前提条件として引用できる問題なのに、答え合わせの部分に書いてある数字が例題の回答と異なっていたりしたので。2019/05/13