出版社内容情報
製品の生産プロセスで使用される加工技術について、概論的にまとめた入門書です。
新材料の発見、新しい加工技術の開発、制御技術の精度向上などにより、加工技術分野は目覚ましい進展を遂げています。本書は、こうした技術的な進展をとくに意識しました。
《本書の特長》
●現代的に重要と思われるものを精選。鋳造や切削といった伝統的な加工法はポイントを絞って解説し、近年の製品設計において重要なプラスチック成形加工と微細加工は、章を割いて解説しました。
●加工法そのものの解説だけでなく、加工法の選択に大きな影響を与える「加工を受ける材料の性質」についての解説も盛り込みました。
●各加工法について、詳細な解説に入る前に「特徴のまとめ」を別枠で設けました。各加工法のメリット・デメリットが一目でわかります。
内容説明
現代的に重要と思われる加工法を精選。鋳造や切削といった伝統的なものはポイントを絞って解説し、近年の製品設計において重要なプラスチック成形加工と微細加工は、章を割いて解説した。加工法の選択に大きな影響を与える「加工を受ける材料の性質」についての解説も盛り込んだ。各加工法について、詳細な解説に入る前に「特徴のまとめ」を別枠で設けた。
目次
第1章 加工とは
第2章 鋳造
第3章 切削加工
第4章 研削加工
第5章 精密加工
第6章 特殊加工
第7章 溶接
第8章 塑性加工
第9章 プラスチック成形・造形加工
第10章 微細加工
著者等紹介
小山真司[コヤマシンジ]
2001年滋賀県立大学大学院工学研究科材料科学専攻修士課程修了。2016年群馬大学大学院理工学府知能機械創製部門准教授。博士(工学)
鈴木孝明[スズキタカアキ]
2003年京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー変換科学専攻博士後期課程修了。京都大学大学院工学研究科日本学術振興会特別研究員(PD)。2018年群馬大学大学院理工学府知能機械創製部門教授。博士(エネルギー科学)
荘司郁夫[ショウジイクオ]
1992年京都大学大学院工学研究科金属加工学専攻修士課程修了。日本アイ・ビー・エム株式会社入社。2014年群馬大学大学院理工学府知能機械創製部門教授。博士(工学)
小林竜也[コバヤシタツヤ]
2011年群馬大学大学院工学研究科機械システム工学専攻博士前期課程修了。株式会社東芝生産技術センター入社。2019年群馬大学大学院理工学府理工学専攻博士後期課程修了。群馬大学大学院理工学府知能機械創製部門助教。博士(理工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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