内容説明
AIの台頭が進むいま、エンジニアにできることは何だろうか?AI・DXと融合し生まれかわる「新しい失敗学」の視点から、現代を生きるエンジニアの思考に鋭く切り込む。失敗学の新たな地平を切り拓くエッセイ。
目次
失敗学はもはや「お役御免」なのか?―これまでは「データ重視の失敗学」で活躍できた
情報化時代の桃太郎―デジタル化は努力次第で敵にも味方にもなる
「持論工場」のススメ―仲間と議論して持論を形成しよう
創造的作業の実践術―アイデアノートに違和感や持論を書いてみよう
失敗学の履歴書―この20年間の失敗学の歴史を見てみよう
「情報の民主化」がもたらすもの―アフターコロナの失敗学はどのように変化するか
文豪に学ぶ科学の基本姿勢―リスクを感じてから仮説生成してみよう
誰でもリスクは見つけられる―シナリオの追体験で違和感の検知能力を鍛えよう
違和感がないと事故は防げない―冬眠リスクのシナリオ
個人では見つけられない巨大リスクがある―悪意が生むリスクのシナリオ〔ほか〕
著者等紹介
中尾政之[ナカオマサユキ]
1983年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻修士課程修了。1983年日立金属(株)入社。1989年HMT Technology Corp.に出向。1991年東京大学で博士(工学)を取得。1992年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻助教授。2002年東京大学大学院工学系研究科総合研究機構教授。2006年東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻教授。現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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