内容説明
身のまわりのカーボン材料と、これからの応用が期待されるカーボン材料についてわかりやすく解説。
目次
序章 自然界の炭素とカーボン材料(炭素の存在と循環;カーボン材料 ほか)
第1章 身近なカーボン(浄水器の中の活性炭;タイヤの中のカーボンブラック ほか)
第2章 工業で使われているカーボン(鉄を作る;乗り物を軽くする ほか)
第3章 可能性を秘めたカーボン(フラーレン;カーボンナノチューブ、ナノファイバー ほか)
第4章 なぜいろいろなカーボン材料が可能か(炭素原子の構造と化学結合状態;炭化水素からカーボンファミリーへの展開 ほか)
著者等紹介
稲垣道夫[イナガキミチオ]
1935年生まれ。名古屋大学大学院工学研究科博士課程(応用化学専攻)修了、工学博士。名古屋大学助教授、豊橋技術科学大学、北海道大学、愛知工業大学教授を歴任。日本セラミックス協会学術賞(1998年)、American Carbon Society,SGL Carbon Award(2005年)などを受賞。炭素材料学会会長、国際学術誌CARBONのAssociate Editorをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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