出版社内容情報
省エネ・低公害の交通として見直されている鉄道の基本技術と最新技術を明快・平易に解説.
■目次 概論(体系/歴史/鉄道計画)/現在の鉄道(車両/路線/軌道/建造物/停車場/防災・安全設備/信号システム/給電設備/鉄道の維持管理/高速化/特殊な鉄道)/鉄道の将来(磁気浮上式鉄道/整備新幹線/今後の課題)
内容説明
鉄道工学は、車両、土木・電気施設に関する工学やそれを制御するシステム工学、さらに乗り心地を管理するのに必要な人間工学などの総合技術を担う工学に位置づけられる。日本国有鉄道が民営化されて十数年、本書では、その経緯を網羅し、従来の鉄道技術を車両、線路、電路まで扱い、過密都市の交通政策上必要となりつつあるライトレールやさらに未来の鉄道をめざす磁気浮上鉄道など鉄道交通の全体を総合的にまたその原理から紹介している。
目次
1 概論(体系;鉄道の歴史;鉄道計画)
2 現在の鉄道(車両;線路;軌道 ほか)
3 鉄道の将来(磁気浮上式鉄道;新幹線網の整備;今後の課題)
著者等紹介
小野田滋[オノダシゲル]
1979年日本大学文理学部応用地学科卒業。1979年日本国有鉄道入社。1987年財団法人鉄道総合技術研究所。1988年西日本旅客鉄道(出向)。1991年財団法人鉄道総合技術研究所。現在、同技術情報センター。1998年博士号(工学)取得
須長誠[スナガマコト]
1977年東京都立大学大学院修士課程修了。1977年日本国有鉄道入社。1987年財団法人鉄道総合技術研究所。現在、同鉄道技術推進センター。1988年技術士(建設部門)取得。1993年~東京都立大学非常勤講師「鉄道工学」担当。1996年博士号(工学)取得
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