出版社内容情報
本書第5版は,全内容を見直して全面的な改定をした新版.特に,兵庫県南部地震を契機に改正された道路橋をはじめ各種の構造物の耐震設計基準を詳細にとりまとめ,地震時保有水平耐力法,対応変位法などの記述も追加した.
■目次 地震概論/震害/設計震度/耐震設計の基本事項/動的設計概説
内容説明
この初版を著してから、すでに四半世紀が経過した。その間には多くの震災が発生し、そのたびに耐震工学に関する研究が行われ、多くの知見が得られた。また、それらを取り込んだ形での各構造物の耐震設計基準の改定が行われてきた。本書では、このたび、全内容を見直して全面的な改版を行った。その際、著者が留意したことは、新しい内容を盛り込みながらも、本書が耐震工学の入門書として旧版同様の特色を失わないようにということであった。
目次
第1章 地震概論(地震およびその原因;地震動 ほか)
第2章 震害(一般の震害;地盤と地震動 ほか)
第3章 設計震度(震度法;地震時保有水平耐力法 ほか)
第4章 耐震設計の基本事項(地震時土圧;地震時の斜面安定解析 ほか)
第5章 動的設計概説(1自由度系の振動;2自由度系の振動 ほか)