出版社内容情報
環境汚染物質の性質とメカニズム,および諸問題のつながりを,化学の視点でとらえます.はじめて学ぶ方におすすめです.図表をふんだんに使い,わかりやすい説明で書かれた入門書です.
環境問題には原因となる環境汚染物質が必ずあり,その性質と汚染メカニズムを化学の視点でとらえることが,問題解決の鍵となります.
前半では環境を水・大気・土壌に大きく分け,それぞれの場所で汚染物質が引き起こす現象と,汚染を除去・予防する技術的な方策を説明します.また,後半では地球全体にわたる問題として,温暖化・オゾン層破壊・エネルギー・ゴミ・生態系を取り上げ,私たちの暮らしとつながっていること,技術的な策だけではなく,政治・経済的な取り組みも必要になることを説明します.
それぞれの問題がお互いにつながっていることに随所でふれていて,網のようにからまった環境問題の全体像をとらえやすくなっています.はじめて学ぶ方におすすめです.
序章 環境化学とは
第1章 環境汚染物質
第2章 水環境
第3章 大気環境
第4章 土壌環境
第5章 地球環境問題
第6章 エネルギー資源
第7章 ゴミ・廃棄物
第8章 生態系
庄司 良[ショウジ リョウ ]
著・文・その他
下ヶ橋 雅樹[サゲハシ マサキ]
著・文・その他
内容説明
さまざまな環境問題の原因物質の性質、メカニズム、汚染除去・予防の技術、問題の相互のつながりがわかる!はじめて学ぶ方におすすめ。
目次
序章 環境化学とは
第1章 環境汚染物質
第2章 水環境
第3章 大気環境
第4章 土壌環境
第5章 地球環境問題
第6章 エネルギー資源
第7章 ゴミ・廃棄物
第8章 生態系
著者等紹介
庄司良[ショウジリョウ]
2000年東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻博士課程修了。東京工業高等専門学校物質工学科准教授。博士(工学)
下ヶ橋雅樹[サゲハシマサキ]
2000年東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻博士課程修了。国立保健医療科学院生活環境研究部上席主任研究官。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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