出版社内容情報
中平 健治[ナカヒラ ケンジ]
著・文・その他
内容説明
数学的構造を直観的に理解する。従来の理論を「図式」と「操作的確率論」で再構築し、量子論の局所性や量子テレポーテーションなどを明快に説明。量子情報時代の新しい理論体系を提示する。
目次
第1章 はじめに
第2章 線形代数
第3章 操作論と図式の基礎
第4章 エルミート行列・半正定値行列が作る操作論
第5章 量子論の数学的構造
第6章 操作的確率論の基礎
第7章 操作的確率論の性質
第8章 量子論の性質
付録A 線形代数の基礎
付録B 図式での表記
付録C 操作的確率論と量子論の対応関係
著者等紹介
中平健治[ナカヒラケンジ]
玉川大学量子情報科学研究所教授。専門は量子情報理論。2004年名古屋大学大学院工学研究科電子工学専攻単位取得満期退学。同年株式会社日立製作所入所。玉川大学量子情報科学研究所特別研究員(2012~2017年)、スタンフォード大学数学科客員研究員(2014~2015年)の兼任を経て、2017年より現職。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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