出版社内容情報
「純粋モデル理論」と「応用モデル理論」双方の結果を意識しつつ,基本事項から始めて最近の結果までを解説した,待望の本格専門書.
純粋モデル理論については,言語やモデルの説明から始め,素モデル,体の理論,独立性や可算範疇性,強極小理論など,構造(モデル)を無限組合せ論的に分析するための基礎を丁寧に解説する.
応用モデル理論については,定義可能集合を分析するためなどに,いかにモデル理論的手法を用いるか,そしてどのような結果が得られるかを具体的に見ていく.
たとえば,Fra?sse構成法,付値体のモデル理論的扱い,ヒルベルト第5問題の一般化など,重要で歴史的に注目された応用や最近の研究結果を解説する.
内容説明
待望の本格専門書。純粋モデル理論と応用モデル理論の基本事項から最近の結果まで。
目次
第1部 純粋モデル理論(基本事項;飽和モデル、素モデル;体の理論;独立性概念;可算範疇性 ほか)
第2部 応用モデル理論(Fra¨iss´e構成法;付値体のモデル理論;順序極小構造;整数論と数理論理学;ヒルベルト第5問題の一般化とPillay予想)
著者等紹介
板井昌典[イタイマサノリ]
1978年神戸大学理学部数学科卒業。2019年東海大学理学部非常勤講師。Ph.D(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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