内容説明
微分方程式の解析法で大域漸近解析と双対をなす局所漸近解析により、特異点および臨界点に関する性質を豊富な解析例とグラフで解説。
目次
第1章 局所漸近解析概観(漸近級数展開と漸近関係;臨界点まわりの漸近解析による解の大域的性質の導出 ほか)
第2章 線形常微分方程式の係数特異点とそのまわりの局所漸近解析(係数特異点の分類;通常点まわりのテイラー級数展開 ほか)
第3章 非線形常微分方程式の位相空間解析(臨界点の局所解析)(自律系微分方程式と臨界点;位相平面上の解曲線 ほか)
第4章 特異解(特異解の発見;特異解発生の伏線 ほか)
第5章 前章までの詳細補足と関連公式(非線形常微分方程式の厳密解;ベキ級数の収束半径 ほか)
著者等紹介
柴田正和[シバタマサカズ]
1949年横浜市に生まれる。1967年私立麻布高校卒業。1971年東京大学理学部物理学科卒業。1987年マサチューセッツ工科大学Ph.D.(流体力学)。1989年(有)応用数理解析代表取締役。2003年戸塚理数塾設立。現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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